2010年3月7日日曜日

食堂かたつむり

土曜日、映画を観てきました。

柴崎コウ主演の「食堂かたつむり」

ホントは、「ライアーゲーム」を観たかったんだけど
満員御礼でチケットを買えず・・・^^;

それでは・・・と観た映画だったんだけど。



これが、すごく良かったのです!

「不倫のりんこ」と呼ばれたりんこ。
恋人に裏切られ、話すことができなくなった。

お金に困って、母の元に帰る。
しかしその母がクセモノで、反発するりんこだが、
実家の物置を使って、「かたつむり食堂」を始める。

りんこの料理を口にした人は、なぜか幸せになっていく。


映画の途中から、ほろほろと涙が止まらなくなった私なのです。
理由は、3つあります。


私もりんこと同じように、私の元に訪れてくれる人を
幸せな気分にさせてあげたいと常々思っていました。

その手段は、パワーストーンであったり、アロマであったり、
スキンケアやメイクアップであったり。
ちょうど、自宅を「おうちサロン風」に改装していたところでした。


そしてもうひとつは、りんこの母の結婚式のシーンです

なんだかとても胸がきゅ~んとしてしまいました。

婿役の三浦友和のやさしい包容力のある笑顔が、すごくいいなって。
その隣にいる、花嫁のとてもかわいい笑顔が最高で♪

こんな風に、いくつになってもかわいい花嫁さんでいられるような
そんな女性になりたいな・・・って。


そして、りんこの母がガンで亡くなってしまうこと。
私の母もガンが再発して、半年で逝ってしまいました。

りんこの母がりんこに、「あなたのことが大切だったよ」という意味のセリフを言います。

私は母子家庭でしたので、とても寂しい子供時代を過ごしたのですが
私の母もそう思ってくれたのかなぁ・・・と、
思いをはせて切なくなってしまったのです。

あと2年で、母の享年と同じになります。


もう19年たつのですね。







                                おかあさん。

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